- 2007年10月29日 17:25
とにかく、発売直前のテスト機を使った世界各国のプレスやスポーツフォトグラファーから評判の高い ニコンの D3 が、まもなく発売となります。
プレス向けだけでなく、一般のプロフォトグラファー向けには既にデータが公開されて、発売前にして性能評価をしたがる一般ユーザーが戦々恐々のディスカッションを世界中で繰り広げているようです。
欧米のフォーラムではプロフォトグラファーの「信じられない高感度撮影」と言う多少抽象的な表現ですが、実際のデータを見ると、RAWからの現像にも他を圧倒する高感度時の画質があります。(これは発売後、自身の目で確認してください)
これは、少なからずキヤノン 1Ds Mark2 や 5D などのフルサイズ CMOS センサーを持つカメラに比べ、従来のニコン製 DSLR が高感度撮影をするとノイズが目立ち、画質が落ちるといわれ続けた反動でしょう。そのため、ニコンは北京オリンピックに向けた最新鋭 DSLR のコンセプトに、高速撮影と、圧倒的な高感度高画質を持つスポーツおよびプレス向けのプロカメラと定義したようです。これは、フィルムカメラで世界を席巻していた F3、F5 などのカメラと通じるものがあります。
D3 の JPEG 出力写真も、質感の再現や、まるでフィルム撮影したような自然なノイズに驚きますが、素データにあたる RAW データも他にない自然で、それでいてあとからトーンや明るさを変えても破綻しない驚くようなデータを持っています。これはこれまで、高感度撮影で好評価を得ていた 1D や 5D にはありません。また、 ISO1600 だけでなく、ISO 3200、ISO 6400 といった超高感度域でもプリントしたときに自然に感じられるノイズ感と、ほとんどツブれていない高い解像度を維持している点に注意してみてください。
なんの因果か、ニコンは本当に奇数1桁モデルが伝説になるようです。
© ajorns, Brand-new oisa. (Creative Commons)
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