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January 2010 , monthly archive

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初詣の賑わい

Posted at 2010.1.2
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2009年大晦日の深夜、2010年明けてすぐの広島護国神社(広島城)です。
正月には参拝客で大変賑わう厳島神社と並ぶ、広島最大の神社で、今年もぎゅうぎゅうでした。

これだけ、ほとんどの国民がきちんと二千年以上欠かさず行う日本の行事は他にないんじゃなかろうか。
少し前までは収穫祭で仮装をし、クリスマスでは教会に行かずにカップルの祭日として楽しみ、師走迫る頃に鏡餅を供えて寺の除夜の鐘の音を聴いて蕎麦を食べ、神道続く神社に祈願したあとバレンタイン牧師をチョコレートで慰めるような所こそ、私が日本が好きな理由のひとつです。

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Windows のカラーマネジメント問題

Posted at 2010.1.5

Windows Vista 以降、WCS (Windows Color System) と呼ばれる機能が追加され、Windows 環境下のカラーマネジメントがより簡単になったと聴いていましたが、WCS自身にWindowsのエクスプローラ(デスクトップ)が未対応だったり、WCS対応ソフトがほぼ皆無ということで、実際のところ何も利用者に利便性などを生み出していませんでした。
Windows 7になって、それらの点が改善されていると思い調べると、実のところ何も変化していない。
まさかと思って、Microsoft Japan のフォーラムで質問してみましたが、担当の人は WCS どころかカラーマネジメントすらほとんど(いや、さっぱり)わかっていない様子で、マイクロソフト提供のホワイトペーパーなどの資料をもらいましたが、それは WCS についての説明。質問の回答とはかけ離れたものでした。

色空間と広色域モニタとは
カメラを利用していると、AdobeRGB や sRGB と呼ばれる色空間(カラースペース)に接することになります。これは印刷業界では当たり前のことで、印刷に使用するインクで出せる色と、コンピュータディスプレイや、テレビで表示される色とは違うため、それぞれの違いを、表現できる色の種類(=色空間)で定義したものです。

色鉛筆のセットで考えてみてください。
仮に、プリンタで使用できる色鉛筆は16色セット(16色の色空間)、sRGBの色鉛筆は256色セット(256色の色空間)、AdobeRGBの色鉛筆は1024色セット(1024色の色空間)と考えるとイメージが掴めると思います。

AdobeRGB は、sRGB では表現できない濃い赤色や、濃い緑色など、sRGB で表現できる色に加えて、より多数の色を表現できます。普通のパソコン用モニタは、この sRGB という色空間で定義された色までなら、だいたい表示できます。一方で、AdobeRGB 色空間を表示できるモニタは、sRGB よりも多くの色が定義された広い空間が表示できるという意味から「広色域モニタ」と呼びます。

デジタルカメラで生成される写真データは、sRGB が普通です。高級機になると、AdobeRGB などの広色域の写真を生成することができます。見比べればすぐに判るほど、AdobeRGB の写真は色が鮮やかで、色が豊かです。
そのため、せっかくなら AdobeRGB で写真を撮りたいのですが、残念ながら、AdobeRGB の豊富な色を見ることができるのは、AdobeRGB に対応する広色域モニタに限られます。

そこで、熱心なカメラファンやフォトデザイナーは、AdobeRGB に対応した広色域モニタを利用しているのです。

カラーマネジメントとは
プリンタで印刷すると、パソコンモニタで見たものより、地味になったり、色味が変わったりします。これは、紙に印刷できる色の数が、パソコンモニタよりも圧倒的に少ないためです。
前述の、色鉛筆セットを思い出してください。256色の色鉛筆で描いたものを、16色の色鉛筆で描けば、当然使えない色があるので色味が変わってしまいます。多くの色を使ったものを、少ない色しか使えないもので表現しようにも、無理があるのです。

このように、出力するデバイス(プリンタ、sRGBモニタ、広色域モニタなど)によって、使える色の数が違う問題が生じます。この問題を解決するために考えられたものが、「カラーマネジメント(色管理)」なのです。

カラーマネジメントでは、まずデバイスごとに使える色空間を定義しています。例えば、「このプリンタでは、16色が使えるよ」「このモニタは、sRGBの256色が使えるよ」といった情報で、デバイスそれぞれに定義されています。これを、デバイス・カラー・プロファイル(あるいは、単にデバイス・プロファイル)と呼び、Windowsでは昔から「ICC プロファイル」という国際的に決められたルールで作られています。

そして、このデバイスプロファイルを基に、デバイスごとの色の違いを、認識して、色の違いをなるべく無くすための努力が「カラーマネジメント」の一番の役割です。

一方の色鉛筆セットでは赤色があるのに、別の色鉛筆セットでは赤色がないとき、より赤色に近い別の持っている色を「代用」して使うといった手法で、カラーマネジメントは行われます。
私たちが使っているモニタそれぞれでも、実は微妙に、それぞれで使用できる色が違っていたりしているのです。また、色は環境光にも大きく影響を受けていて、喫茶店の電球の下で見る色と、太陽の下で見る色がまったく違うように、様々な状況を考慮して、カラーマネジメントは行われるのです。

カラーマネジメントしないWindows
美しい朱色だと思って色を塗って描いたイラスト。他人のパソコンで見ると、まったく別の色に見えたりしませんか?
カラーマネジメントが行われないと、色は見る人(厳密には出力するデバイス)ごとに、バラバラです。印刷業界で昔から使われているMacでは、カラーマネジメントを厳密かつ徹底して行っており、きちんと設定すれば完璧に動作します。
もし、カラーマネジメントがきちんとされないと、フォトグラファーが出稿した写真を、写真集などに印刷する時、元になった写真と、出来上がった写真集の色がまったく違ってしまって、大クレームになってしまいます。

Windowsでも、適切な設定をすることができるソフトであれば…。
ストレートに言えば、対応ソフトであれば、Macと同じように完璧にカラーマネジメントすることができます。この「対応ソフトであれば」というのがキーポイントで、WindowsではOSそのもののカラーマネジメントが不可能なので、完璧にカラーマネジメントについて考慮されたソフトでなければ、意味がないのです。

AdobeRGB の広色域モニタでWindowsを起動すると、いきなりアイコンや壁紙が「ど派手」です。(^^;
信じられないかもしれませんが、Windows色システムの既定のデバイスプロファイルを、使用しているモニタの色空間にしたところで、Windowsデスクトップを管理するエクスプローラ自体がまず対応していないため、sRGB で作られたアイコンや壁紙などが、AdobeRGBの色空間座標で表示されるため、ど派手になるのです。

また、Internet Explorer なども、「100%あらゆる色空間を無視する仕様」になっているため、もともと sRGB でデザインされたウェブサイトのイラストや写真は AdobeRGB として処理されて「ど派手」になります。たとえ、表示するウェブサイトの写真に、ICCプロファイルが埋め込まれていたとしても、「完全に無視」されます。
(※現在は、Firefox 3 と Safari のみカラーマネジメントに対応しています)
Adobe Flash Player なども当然「ど派手」になります。

これらは、アイコンや壁紙、Internet Explorer や Flash Player などのソフトが問題なのではなく、OS そのものの既定のカラープロファイルがどう処理されているかが問題です。sRGB が基本の世界ですので、OS としては当然プロファイルがないものについては、sRGBとして解釈するべきなのです。
そして、利用しているモニタが AdobeRGB などの広色域モニタであれば、sRGB と AdobeRGB の変換(カラーマネジメント)をしてから、モニタに表示するべきなのです。

写真を加工するための Adobe Photoshop などは当然カラーマネジメントについて高度な管理が行えます。しかし、オフィスソフトや、音楽ソフトなど、その他の画像とは関係ないソフトがカラーマネジメントについて考慮することはまずありえません。であれば、基準の色空間である sRGB の前提で、それらについてはOSが措置するべきです。

長くなりましたが、これがいわゆる Windows のカラーマネジメント問題です。
この問題は、Windows7 になってもまったく解決していません。高性能デジタルカメラや、広色域モニタがどんどん普及価格になって利用されつつあるこの時代に、この状態は時代錯誤というか、マイクロソフトには「デザイン」というか、美的感覚のある人間がいないんだろうと思わざるをえません。
賢明なフォトグラファーであれば、Windowsではなく、Macを選ぶでしょう。


Firefox によるカラーマネジメントの設定
Firefox 3では、既定の設定でカラーマネジメントが行われます。ただし、既定ではICCプロファイルが埋め込まれた画像データについてのみカラーマネジメントが行われるだけで、その他の画像や色については処理されません。

具体的に設定するには、Firefox で、URLの入力フォームに "about:config" と入力してコンフィギュレーション画面を表示し、その中にある "gfx.color_management.display_profile" の値を、0~2で指定します。既定は 2 となっています。

gfx.color_management.mode
動作内容
0カラーマネジメントしない
1カラーマネジメントする
2タグづけされた画像のみカラーマネジメントする(既定の設定)

すべてのカラーマネジメントを有効にするには、値を 1 にする必要があります。

なお、既定の設定では、カラーマネジメントを行う既定のカラープロファイルを、sRGBプロファイルが適用されますが、任意のICCカラープロファイルを既定のプロファイルとしたい場合は、"gfx.color_management.display_profile" の値にフルパスでファイルを指定すれば良いです。

また、カラーマネジメントのレンダリング方法については、"gfx.color_management.rendering_intent" の値を指定します。

gfx.color_management.rendering_intent
動作内容
-1画像ファイルで埋め込まれた方法に従う
0知覚的(既定の設定)
1相対カラーメトリック
2彩度
3絶対カラーメトリック


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広色域モニタでの壁紙

Posted at 2010.1.11

広色域モニタで sRGB を超える色域の表示にしていると、Windows7 の壁紙は、埋め込まれたICCプロファイルなどを一切無視した上、更に無能なことに壁紙のカラーマネジメントを行わずに表示します。
システムの既定の色空間(カラースペース)が sRGB だろうと AdobeRGB だろうと考えることをしません。そのため、一般的な壁紙が sRGB 色空間を基準としているにも関わらず、広色域いっぱいに、ド派手に表示してくれます。これでは、壁紙の色が正確に出ません。

そこで一度、Photoshop や一般的なカラーマネジメントに対応した画像ビュアーで色空間を sRGB から AdobeRGB あるいは、使用しているモニタの色空間へ変換し、そして JPEG あるいは BMP などで保存します。

以下、蛇足。
この時、Photoshop ではイメージプロセッサであったり、一般的な画像ビュアーでは ICC プロファイルの変換をバッチ処理するわけですが、壁紙にしたい画像やイラストに、ICC プロファイルが埋め込まれていない場合があります。
使用するツールによって、ICC プロファイルが埋め込まれていない画像については、既定として sRGB として処理することが可能なケースもありますが、そうでない場合は、ICC プロファイルのない画像に、あらかじめ ICC プロファイルを埋め込みたい場合があります。

ググってみると、一般の方が便利なツールを公開してくれていました。(http://nilpo.sitemix.jp/archives/242
色空間の変換はできても、埋込み ICC プロファイルだけを変更したりするツール、あるいは機能って案外ないんですよね。私の場合はこのツールを利用させていただいて、処理するケースによっては任意の ICC プロファイルを埋め込んでいます。

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温かい灯火

Posted at 2010.1.12
温かい灯火


2006年1月6日広島 Ai AF Nikkor 50mm F1.4D (ISO400) 1/20, f/2.8, Manual

写真整理も兼ねて、少し前の写真を焼き直したものをできれば毎日掲載したいと思います。すでに掲載済みのもの含めて、新たに焼き直した形なのでトリミングや現像がまったく異なっています。
最初の写真は、年明け間もない広島市街地から。
蛍光灯の太陽光に近い色よりも、電球のような焔の色に近い灯りが好みです。火の色で落ち着くのは、あらゆる生物の中で人類だけが持つ文明の象徴だからかもしれません。
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雨を見る電気の目

Posted at 2010.1.13
雨を見る電気の目


2006年1月9日広島
Kodak T-MAX Pro 400 (nik simulation)
AT-X124 PRO DX (12mm, ISO100) 1/250, f/8, Manual

広島県呉市の灰ヶ峰山頂にある、直径6.7メートルの巨大な大阪管区広島地方気象台の灰ヶ峰気象レーダー。(1968年業務開始)夜景百選でもある灰ヶ峰は、標高737メートルで360度のパノラマ視界が楽しめるうえ、車でもカンタンに訪れることができるため、地元の人もよく訪れる。
この気象レーダーは天気予報のレーダー画面で使われているため馴染み深い。
撮影した翌々年の2008年12月には、従来のレーダーから、風の観測に強いドップラー方式レーダーに交換されたため『サッカーボール』にソックリな模様は、今では見ることができなくなった。
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身近な珍岩

Posted at 2010.1.14
身近な珍岩


2006年1月14日
ILFORD Delta Pro 400 (nik simulation)
AT-X124 PRO DX (12mm, ISO200) 1/160, f/6.3, Program AE

かつての流紋岩が隆起してできた野呂山で、氷河期に冷やされた岩が複雑に割れた結果できたと言われているらしいのが、大重岩。ちょっとだけ奇妙に見えるユニークな岩は、複雑な地形を持つ日本列島至る所に点在する。
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冬の宝石

Posted at 2010.1.16
冬の宝石


2006年1月9日
Kodak Tri-X 400TX Pro (nik simulation)
Ai AF Nikkor 50mm F1.4D 1/30, f/2.8, Program AE

冬にだけ到る所で見られる水の結晶、雪や垂氷(たるひ)は見慣れても尚、見る都度に美しく思ってしまいます。広大な空をつい見上げてしまう感覚に近いかもしれません。
写真は広島野呂山の玉すだれの滝が凍りついたもの。
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政府に依存した会社

Posted at 2010.1.24
政府に依存した会社


2006年2月19日
Kodak Tri-X 400TX Pro (nik simulation)
AF-S VR Zoom Nikkor F2.8G 1/320, f/4, Aperture-priority AE

日本航空が負債総額2兆3000億円超という、とんでもない負債額で事実上の経営破綻。いい加減な会社経営をしてきた無能な者たちの大きな過ちに、世界規模の不況がトドメを刺すかたちだけど、不況下の早い時期に大きな膿が出たように考えれば、この教訓は他の経営者への良い警笛になったのかもしれない。
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